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●バックナンバー(2002年12月)
12月2日(月)―12月8日(日)「京都コルネアクラブでお勉強」
今週末は京都コルネアクラブで勉強した。京都コルネアクラブは京都府立医大の木下
茂教授が作った角膜専門医の勉強会だ。英文論文を3編以上書いた角膜専門研究者だ
けがメンバーという変わった会だが、それだけに盛り上がる。角膜おたくの世界であ
る。これだけ自分たちの仕事を楽しんでいる集団もないんじゃないかと思うくらいに
明るい。角膜の研究の話をしているとどんどんと際限なく話す。気づいたらもう夜中
の12時をまわり、シャンパンを飲みすぎた。自分の好きな研究の話を仲のいい友だ
ちとして幸せな週末だった。
12月9日(月)―12月15日(日)「Tissue Engineeringの国際学会」
今週の初めは神戸でTissue Engineeringの国際学会があった。名古屋大学の上田実教
授が学会長で盛り上がった会となった。再生医学で有名な先生方がたくさん集ってお
られた。今時代は再生医学の時代となっている。病気となった臓器を再生して治療し
てしまおうという考え方だ。これは画期的。この技術が確立すれば臓器移植はもう必
要なくなる。病気になった臓器は再生してしまえばいいんだからね。自分は角膜を再
生させるプロジェクトをやっていて、なんとか成功させたいと思っている。
12月16日(月)―12月22日(日)「Scheffer Tseng先生来日」
今週は僕の友だちであり、もっとも尊敬する先生のScheffer Tseng先生がマイアミか
ら来日した。この先生はすごい。台湾で医学部を出てアメリカにわたり、ジョンスホ
プキンス大学で眼科のレジデントをやった。そのあと1984年から2年間ハーバー
ド大学で角膜フ?ローをやっている時に僕の1年先輩として友だちとなった。マイア
ミ大学の教授になった後、自分で会社を始めたために大学を辞めて、今では財団の理
事長、国際学会の会長、アメリカNIHの研究査読委員、自分の会社の社長、オクラー
サーフェス専門クリニックの院長を勤めている。僕がドライアイだと診断してくれた
のも彼だ。もう15年も前のことだ。今回は共同研究のために来日。またまた歯科大
の仲間全員で大きな刺激を受けた。いつまでたってもすごい先生はすごい。
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