Gokigen Weekly Report

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ごきげんウィークリーレポート


●バックナンバー(2002年1月)

2002年1月14日〜1月20日

フランスでスキーを楽しんだあとの帰国後19日には文部科学省の研究班による“アクアポリンと水制御”のシンポジウムに参加。共同研究をしているジョンスホプキンス大学のピーターアグリ教授、安井正人講師らを招いての研究会だった。この研究班は東京医科歯科大学の佐々木先生が主催するもので、日本がリードするアクアポリン研究の機能を見極め、臨床医学への応用をはかるというものだ。僕もドライアイにおけるアクアポリン5の役割を解明して治療に結びつけるというプロジェクトで参加させて頂いている。なんとか水を制御してドライアイを治療していきたい。

2002年1月7日〜1月13日

今月は早々からフランスの学会に招かれて10日から18日までパリーリルーメルビルに出張だった。フランスの友達のアンリチブレさんが主催した“コンピューターと眼精疲労”の学会の特別講演を引き受けた。なんと450人もの医師が参加。その中の400人は産業医で眼科医はたったの50人。関心を持っている先生がどこにいるかわかり勉強になった。僕の講演は“ドライアイが眼精疲労の原因”というもので大変受けた(自分で言えるところがいい)。後半はアンリがメルビルのスキー場でゆっくりプライベートなミーティングをしようということでのんびり。昼間からワインを飲んで夜もワインとフランス人になりきった1週間だった。ホテルルグランドコールのレストランとHotel Pomme de PinのBateau Ivreは中でも最高のレストランでおすすめ。メルビルに入ったら行くといい。やっぱりスキーはいい。一番好きなスポーツだと思う。

2002年1月1日〜1月6日

今年の10大ニュースを公開(予想)
1)親父がキレーションによりどんどん歩けるようになる
2)人工角膜のプロトタイプついに完成
3)家族7人ごきげんで健康な1年を送る
4)英語版眼科教科書2つが出版されベストセラー
5)英語版“ごきげんだからうまくいく”が発刊されベストセラー
6)アクアポリン5の研究でランセットに再び論文掲載
7)角膜移植件数が総計で500件まで伸びる
8)LASIK件数が総計で10000件まで伸びる
9)Anti-aging medicineの研究始まり、患者さんも激増
10)慶応リサーチパーク研究室稼動し研究活発化

ちなみに去年の10大ニュースの成功率は60%だった。いい線である。僕はいつもその年の初めに10大ニュースを決めている。ふつうは、その年の終わりに結果を出すものだけど、僕はあらかじめ年の初めに、こんなことが起きる、または起こしたいと思う大事なものを10個決めてしまう。すべて達成できなくてもOK.チャレンジするのにいい指針になる。毎年すべては達成できないけど、その年の初めに考えもしなかった新しいことが年末になると起きていることが多い。やっぱり人生は先が見えない。だから楽しいんだよね。

2002年1月21日〜1月27日

今週はよく働いた。角膜移植5件、白内障3件、LASIK30件を担当した。週末は金土日と広島で眼科手術学会があり、屈折矯正手術の進歩というシンポジウムの座長を山口大学眼科教授の西田輝夫先生といっしょに行った。南青山クリニックから加藤直子先生、東京歯科大学水道橋病院からはビッセン宮島弘子先生がシンポジウムに参加。宮田先生、杉田先生とともに、二人とも抜群に素晴らしい発表をして嬉しい。