Gokigen Weekly Report

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ごきげんウィークリーレポート


●バックナンバー(2002年2月)


2002年2月18日〜2月24日

20日の水曜に深層角膜移植が43分でできた。これって画期的なのです。
実は角膜移植には全層角膜移植と言って角膜の全層を取り換えてしまうものと、デスメ膜と内皮細胞の1枚の膜は患者さんのままにしておいて他の実質と上皮細胞を入れ替える深層角膜移植の2つの方法があるのです。
深層角膜移植はDeep Lamellar Keratoplasty (DLKP)と呼ばれ拒絶反応が起きない、ステロイドの点眼を中止できる。という利点があるのですが、手術時間がかかりすぎる、術後の見え方が全層の方がいいということであまり従来まで行われていきませんでした。しかし最近は本当に膜1枚まで取り換えることができるようになり、視力も全層移植と同じになりました。ということはあとは時間さえ早くできるようになれば全層移植よりすぐれているということになる。今まで僕の一番早いDLKPは55分かかったのですが、今回いっきょに43分ででき、これなら30分代も十分可能になりました。
これって素晴らしい。いっしょに手術を手伝ってくれた若い先生に自慢をしている自分を見たり、患者さんにまで自慢している自分を見るとなんかおかしくなる。こういう技術に感動する自分の気質から、“おっ、やっぱり僕はサージャンなのかな”と思うわけです。



2002年2月11日〜2月17日(腰痛とりシート研究報告)

今週はいろいろな人に腰痛とりシートを試してもらった。
そして以下の結論を得た。
1)腰痛には100%効果あり。たくさんの女医さんに使ってもらったところ絶賛。女医さんには腰痛持ちが多いことも発見。
2)膝痛みにも効果が高いこと発見。うちのお袋もいいと言って貼っている。
3)肩、首は今のところ50%の効果。
うーん、本当に痛みがとれて不思議である。今年のバレンタインのお返しはこの腰痛シートにしようと決意。これってあまりロマンチックではない?



2002年2月4日〜2月10日(親父の長年の腰痛がとれ歩くという週)

2月4日は僕にとってとても大切な日になった。親父の腰痛がとれて少し歩けるようになったのである。僕の2002年の10大ニュースの第1に“キレーションで親父が歩けるようになった”がある。これがもう実現。2002年は幸先いい。親父は糖尿病があるため血管が弱い。下肢の血流が悪く、少しでも動かすと痛みが出てしまう。そこでキレーションにより血管を若返らせるプロジェクトを行った。満尾クリニック(ごきげん125クリニック)にて毎週キレーションをやっている。キレーションは体内に不必要な重金属を体外に出すことによって血管やさまざまな臓器を改善する治療法だ。LASIKと同じように保険はきかず、まだまだ賛否両論あるから興味のある人は十分理解してからやるといい。もちろん僕個人はやっているので自分はその意義を信じている。実際僕は毎月動脈硬化と癌の予防のために満尾クリニックでキレーションを受けている。この日もキレーションが終わって親父のキレーションの最中に痛みがとれた。実は秘密がもうひとつある。僕の友だちが痛みを取り去るという特殊な焦電シートを開発したのだ。これは周囲の遠赤外線と電子を集めて痛みのある部位に還元するという特殊なシートだ。フランスでのスキー中もずーっと使っていて、いつもはとても痛い腰がまったく痛くないので感動して親父の背中にも使ってみたのだった。結果はばつぐん。“歩ける、痛みがない。どうもいいみたいだ”と言って喜んでくれたのである。素晴らしい。親孝行ができるなんてなんて幸せなんだ。という週でありました。それにしてもこの腰痛とりシート、どうしてこんなに効果があるのか不思議だ。ちょっと研究する価値がありそうだ。

PS:キレーション治療、腰痛とりシートの問い合わせは満尾クリニックへ。(満尾クリニックe-mail : tmitsuo@ma.kcom.ne.jp)


2002年1月28日〜2月3日(風邪の週)

久しぶりに風邪をひいてダウン。と言っても頭の中で、“これだけアンタイエージングを実践していて風邪なんかひくはずがない!ビタミンCだって2000mgもとっているし、成長ホルモンレベルだって高い。これはおかしい”という葛藤にはまってしまっている。どうしてなの?どうして風邪ひくの?やっぱりこんな考え方をしているとごきげんに過ごせない。世の中では必要なことが必要なだけ起こる。こういう考え方がやっぱりごきげんだ。だから今回風邪をひいたのも何かにとって必要なことに違いない。体の中の免疫力の調整をする、仕事やりすぎだから少し体を休める、睡眠時間をさらに増やすなどなど。だから風邪も受け入れよう。人生はそういうものなのだ。……と考えながらやっぱり心の中では“絶対これはおかしい”と思っているところがおもしろい。ということで2月1日(金)は予定通り42件のLASIKを行う。
手術をしているとなぜか気分が高揚して風邪が治っていく気がするから多分僕は手術が好きなんだろう。どちらでもいいから早く治ってほしいよ。